価値観のずれに比例して離婚へのリスクが高まります
私は千葉県で結婚相談所を営んでおり、会員様にアドバイスしている内容を解説しています。前回は婚活中に相手の価値観を知る方法について解説しましたが、今回は価値観の違いで生じるリスクを解説します。あらかじめ申し上げておきますが、リスクとはあくまで確立です。前回にも申し上げましたが、譲り合う気持ちがあれば、価値観に大きなずれがあっても、幸せな家庭が築けると思います。なので、譲り合う気持ちを持っている相手、そしてあなたが持つ事が出来る相手を選んで下さい。私の結婚相談所では最初のレクレーションでお相手探しのポイントとして今回のテーマを入会者へ説明しておりますが、女性の方は生活の安定性を重視する傾向にあります。たしかに婚活経験が浅い方だとプロフィールから得られる情報が少なく、価値観の雰囲気は読み取れないと思います。当社ではプロフィールの解析方法もアドバイスしておりますので興味がある方はこちらをクリックしてください→https://www.jc-bridal.com/reservation
年収とリスクの関係
結局、育った環境で価値観が構成されますので、同じ様な環境で育った相手を選び、結婚すれば、結婚生活で生じるストレスは少ないと思います。食事、衣類、住まい、趣味、娯楽、旅行といった生活に欠かせない事の価値観は、年収によって変動します。高年収の家庭で育った方は、後者(趣味、娯楽、旅行)にまで十分に費用が回せ、これらに対する知見が豊富です。そして、生活の基礎となる食事、住まい、衣類に関しても選択肢を増やす事が出来るため、こだわりを持つ方が多い傾向があります。察しの良い方ならお気付きかと思いますが、お互いのお父さんの年収が近いと生活に関する価値観も近く、結婚生活で生じるストレスを回避出来る可能性が高いです。しかし、両者の年収を婚活中に比較するのは普通だと難しく、交際してみないわからないかもしれません。この辺が結婚相談所での婚活と婚活パーティの違いかと思います。話を戻すと、親の年収は子供の年収に大きく影響する為、年収が高い相手はそのお父さんも年収が高い傾向にあります。上記に婚活中の女性の多くは生活の安定性を重視されますが、ストレスという項目もそこにいれて頂きたいと常々思っており、年収が高い相手を選ぶと、リスクの可能性が高まる事を認識してほしいと思います。上記ではマイルドな表現をしておりますが、こだわりが多ければ多いほど、ストレスの発生率が高まります。つまり、あまり裕福でない家庭で育った相手は、生活にこだわりが少なく、結婚生活で衝突する可能性が低い。しかし、娯楽や旅行に費用が回せない。どちらを優先するかはゆっくり考えて頂きたいと思います。
五感の相性も大事
表題に関しても重視する方は少ないですが、結婚生活をすると五感の相性が違うとかなり厳しくなってしまいます。理由は譲れないケースが多いからです。たとえば、視覚。真っ暗だと寝れない方と真っ暗じゃないと寝れない方。慣れで寝れる様になればいいですが、同じ部屋で寝る事が出来ない可能性が考えられます。それに味覚。薄味派の方と濃い味派の方が結婚した場合、どちらかに合わせるか、両方作るかしなければなりません。これは女性に注意してもらいたいところですが、嗅覚。なんとも言えないハンドクリームのにおい。嗅覚の相性が合う確率はかなり低いので、なるべく無香料品を選択した方が、よろしいと思います。婚活中も香りには注意してください。つまらない事で失敗するのは非常に残念です。